生野銀山


 写真右から 1)江戸時代の採掘の様子。 2)資料館にある昔の坑内の模型。 3)閉山直前まで使用されていた縦坑に入る6人乗りのエレベータ。地下800mまで垂直に降りた。 4)資料館の銀塊。一つが30キロあまりの重さがある。 5)黒川ダムの横に1基ある巨大な風力発電機。水力発電との対比がおもしろい。
 土日休みなので好天の一日、生野までドライブを楽しみました。神戸から山陽自動車道を通って姫路東から播但連絡道を通り生野南ランプから約10分のところにあります。第二神明道路より車が空いていて走りやすく2時間もかかりません。初心者の私にも手ごろなドライブコースです。生野銀山から北に上がると銀山湖がありボートで広い湖上を遊べます。さらに北上すると黒川ダムがあります。
 鉱山では、もとそこで働いていた方から説明を聞きしました。坑夫が嫌ったジンクスは、口笛と金物を互いに叩く音。逆に誰かが事故で亡くなると、坑口から遺体を搬出する時には口笛を吹き金槌を叩きあわせて、坑内に未練が残らないようにしたとか。観光用の坑道は、1キロほどあり、内部は涼しく、大吟醸やワインの熟成をしていました。1200年の歴史を持つ銀山の様子は、鉱山資料館も完備され、江戸時代から、昭和48年に閉山するまでの歴史が分かりやすく展示されています。生野町には、30の寺があり最盛期は今の人口の2倍あったとか。鉱山に事故が多かったことの反映でしょうか。入場料金は、@900円。営業時間はam9:00-pm5:30.(12月から3月はam9:30-pm4:30) (99/5/8)

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