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約400dと金属のかたまりのようなジャンボ飛行機が飛ぶにはどのくらいの燃料を消費するのでしょうか。
航空会社、メーカーとも燃料の節約に懸命です。塗装もその1つです。ジャンボの場合で塗装を省くと重量が1機当たり約140`c軽くなります。10時間飛行で、1機当たり年間ドラム缶200本分、4万`gの節約、1g60円とすれば年間240万円の節約になります。米国の航空会社の中には環境にも配慮して所有機の9割近く600機が無塗装で飛行しており、日本航空でも試験飛行しています。
機体材料も重要です。昔はジュラルミンでしたが、最近は格段に軽くて強度も金属の数倍の炭素繊維系が主力。これは東レなど日本の繊維メーカーの得意種目で世界の航空機メーカーへ大量に供給しています。より軽く、空気抵抗を少なくすれば燃料も節約できるわけで、近年は合成接着剤も重要な役割をしています。
なにしろ最近のエポキシ系接着剤ですと、1a四方に大人4人がぶら下がってもびくともしません。接着剤を使えば鋲(びょう)のリベットも少なくて済み空気抵抗を減らせます。自重160〜180dのジャンボ機の場合、約5%(8〜9d)の接着剤が使われており「ジャンボ機は接着剤のたまもの」(竹本喜一・三刀基郷著「接着の科学」)なのです。新幹線の車両にも大量使用されています。“たかが接着剤というなかれ”。
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