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 御堂筋散歩B

 朝日友の会で発行している「アサヒメイト第283号」平成13年10月1日号(発行所/朝日友の会事務局)から転載。

▼「住宅とマイカー」以外揃いまっせ

 北御堂のそばに明治21年開校の西本願寺系・相愛学園。船場“いとはん”(お嬢さん)の学校として知られた。今は中・高だけ。大学・女子短大は大阪南港に移転。  地下鉄本町駅から「船場センタービル」が広がる。地上4階、地下2階、10号館まであって「住宅と自動車以外なら何でも揃う。卸・小売・グルメの専門店が1000店!東西に1`、縦にすれば生駒山より高くなる」とパンフに。現代的「セン(1000)場」か。歩いているだけで楽しいし、衣類などすべて安い。グルメ店だけで110店もある。大阪万博の年・昭和45年にオープン。

▼芭蕉の句碑がある南御堂

 “南の御堂さん”の大谷派難波別院(南御堂)の向かい側の御堂筋植え込みに「この付近芭蕉終焉の地と伝う」の石柱。辞世の「旅に病んで夢は枯野をかけまはる」(一般的には「かけ回る」)の句碑が南御堂境内に。元禄7年(1694)大阪に来て10月12日、南御堂前にあった花屋で死去。51歳。その南御堂の本堂は鎌倉様式で貫禄がある。天井がクリスタル、通路に面してイスを出したオープンカフエ「NEWS」、奥がレストラン「バロン」は昨年末開店。この辺にオープン方式が増えている。パリ・シャンゼリゼなどで見かけるあれだ。

▼クリスタル地中街

   長堀通で地下にもぐると「クリスタ長堀」。透明な天井の外を水が流れるなど“なんとなくクリスタル”な感じ。“光と水の地中街”がうたい文句。洋品雑貨、ブランド、それにグルメの100店舗が並ぶ。水時計広場では7bの滝が落ち、旧長堀川の護岸石をはめ込んでいる。確かに地下街が増えた。「ナニワは地上だけではオマヘン」 (元朝日新聞編集委員 吉原 暢彦)


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