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 アサヒビール大山崎山荘美術館


 朝日友の会で発行している「アサヒメイト第336号」平成18年09月1日号(発行所/朝日友の会事務局)から転載。

★無料バス運行

 山崎の合戦で知られる天王山(京都・乙訓郡)の南麓にある。JR京都線山崎駅か、阪急京都線大山崎駅から歩いても10分たらずだが、無料送迎バスが約20分おきに運行されている。「お年寄り、体の不自由な方優先」という心遣いに感心。 山崎駅前にバスが来たので乗る。東海道線を渡って登っていくと、やがてバスの終点。「天王山登り口」の看板も出ている。ハイキング案内看板だ。うっそうとした竹林の山道を行くとトンネルがある。やがてわき水を利用してマゴイなどが泳ぐ一角に。「アサヒビール大山崎山荘美術 館」前だ。なかなかクラシックな山荘。

★モネの「睡蓮」展示

アサヒビール初代社長の山本為三郎氏(1893ー1966)が収集した陶器やクロード・モネの「睡蓮」などを展示しているが、平成8年、建築家安藤忠雄氏に新館の設計を依頼、旧館の山荘を含め全体を山荘美術館として開館し今年が10周年。特別企画「舩木 倭帆ガラスの器展」(8月27日まで)開催中。 2階建て新館(エレベーターあり)を降りていくとモネの「睡蓮」の大作3点などが展示されており、ゆっくり鑑賞できて感激、その名の通り「地中の宝石箱」だ。庭園の池にも9月初め頃まで睡蓮が咲くから、双方の睡蓮の鑑賞も優雅で、さしずめ“睡蓮山荘”だ。

★ドイツ製オルゴールが1時間ごとに

2階に1895年ドイツ製、高さ2・2bのオルゴールがあり、午前11時から午後4時まで1時間ごとに音楽を聴かせてくれる。テラスでコーヒーを飲む。 向かいに石清水八幡宮のある男山を中心に桂川、木津川、宇治川の3川合流点も見え、心休まる光景だ。入館料700円。月曜休館。(元朝日新聞編集委員 吉原暢彦)


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