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古い顔
「新聞会/選集/1964年第一集」と表紙に書かれたB7版のガリ刷の冊子が手元にある。新聞会で金沢女子短大と合ハイに行くときにでも使ったのだろうか。筆跡は私のものであるが、G編集長に命じられて作ったような気もする。
当時は、歌声喫茶なるものが大流行で「街」とか「炎」などが歌集を出していた。掲載されている歌詞は、インターナショナル、イタリアン・パルチザンの歌、ワルシャワ労働歌、黒き瞳、仕事の歌、ともしび、第四高等学校寮歌、愛の讃歌、ピクニック、囚人の歌、民族独立行動隊、国際学連の歌、ラ・マルセーユズの歌そして古い顔。
恥ずかしいほどのミスマッチの連続。カラオケは嫌いだがここにある歌なら何とかまだ歌える。
新聞会会歌として継がれていく内に微妙に歌詞の変更がなされていき記憶の間違いも生じたようで、MLで指摘された。
以下、4番まである元歌を紹介する。(お) ’04/01/08追記
「古い顔」 チャールス・ラム原詩/西条八十訳詞/松島道也作曲/中田喜直補修
1.
子供の頃に 遊んでた
学生時代に つき合った
いろんな友が いたけれど
みんなみんな 今はない
ああ なつかしい 古い顔
2.
夜おそくまで 座り込み
笑って飲んだ ものだった
あの仲良しの 飲み仲間
みんなみんな 今はない
ああ なつかしい 古い顔
3.
恋もしたっけ 素晴らしい
美人だっけが あのひとも
今じゃ会えない 人の妻
みんなみんな 今はない
ああ なつかしい 古い顔
心を知った 友達は
兄弟よりも なつかしい
おんなじ家に なぜ君は
生まれて来ては くれなんだ
4.
そうすりゃ今でも そばにいて
亡くなった友 去った友
うばわれた友 いろいろな
昔の友を 語ろうに
みんなみんな 今はない
ああ なつかしい 古い顔
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