阪神大震災と学校の周辺  NEXT


 ◆地震にまつわる様々な話が、、、2/3

 自宅が崩壊した教員は、区役所回りに大変のようです。罹災証明も行くたびに届ける書式が違ったり申請の受け付け整理券のみわたされたり、地域でバラバラのようとぼやいていました。区役所によっては被災された方が廊下や階段まで溢れているところもあります。震災にあった家屋の整理は市がやってくれることになったようですが、そのためには周りの家の方の取り壊し同意書が必要であったりして申請受理も手続きが時間がかかりその上優先順位もあってどの位先に片づくのかよくわからないとか。
生徒やまわりの人々の被災の酷い状態も徐々に入ってきます。両親が家屋の下敷きになって父親が「母を先に助けるように」といって、母親は救急車で運ばれて助かったのですが子どもの前で父親はこと切れたというような話を生徒から聞かされて皆絶句しています。今日は2年生の登校日でした。92%の登校率でなんとか授業開始に向けて動けそうです。掃除区域の当番がきました。久し振りなので、ちょっと戸惑いました。トイレの担当ですが節水のために、掃き掃除だけですませました。学校生活のリズムも取り戻されつつあります。

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